飽差(ほうさ)のこと

投稿者: | 2020年3月3日

植物の生育に、飽差(ほうさ)が影響しているとのこと、なかなか理解できませんでしたが、温度と、湿度によって、植物の気孔が開いたり、閉じたりし、最適値にあれば、植物の生育が良くなると大まかにわかりました。温度が低ければ飽差も低く、温度が高くなれば、飽差も高くなり、最適の飽差は、 3~6g/m3とのことです。 ただし、急激な変化ではだめで、なだらかな変化がよいとのことでした。こちらの説明はわかりやすいと思いました。しかし、表を使ったものでは、目に見える形では、理解できません。自動的に飽差の値を導き出す数値があります。

Tetens式 をつかった飽差値の求め方は、

<飽差計算方法>
 ①水蒸気圧
  =6.1078*10^((7.5*気温/(気温+237.3)))

プログラムでは、この式は、

j = 6.1078 * pow(10, ((7.5 * c / (c + 237.3))))

 ②飽和水蒸気量
  =217*①水蒸気圧/(気温+273.15)

 ③飽差
  =(100-相対湿度)*②飽和水蒸気量/100
この、3つの計算から、 飽差 値を求めることができるそうです。

温度、湿度がわかれば自動的に 飽和 値を計算できることがわかりました。

これを使って、最適な湿度、温度状態を作り出すことができれば、植物の生育をよくすることが可能なのかと思います。

今までの、温度計に、この値を出す機能をもたせて、常時、表示することができます.

こちらから、ご覧ください