電子工作2

投稿者: | 2018年3月6日

いよいよ、啓蟄です。一気に温かくハウスの燃料の減りがぐっと少なくなってきました。ありがたいことです。しかし、こうなってくると、今度は、ハウスの換気が大変になってきます。朝、曇っているのでいいだろうと思っていて、一気に晴れあがって暑さで苗を焼いてしまったことも1回や、2回ではありません。

ハウスのサイドの換気を、自動でできないものか?早速、調べてみました。まず、出来のハウスのモーターによる自動換気装置は、いろいろなメーカーで売られています。しかし、自分で買って付けるとなるとコントローラーまで含めると1棟でも10万円ではできません。これは、現実的ではありません。却下です。では、自作の自動換気装置は、出来ないものか?これも調べてみました。一つの例として、車のフロントワイパーのモーターを利用した例がありました。フロントモーターは、廃車からの中古は容易に手に入ります。送料を入れても2000円くらいのものから手に入ります。これを利用しようと考えました。しかし、調べてみると、ワイパーのモータは、それを直管パイプにつけただけでは、回転が速過ぎて、トルクが足りません。これだけでは、直管パイプを回すことができません。では、どうしているのか?調べると、手動のハウス巻き上げ機の軸にモーターをセットしています。ただ、安い巻き上げ機は、1回回すごとに直管パイプが一回回るもので、逆回転しないだけのものです。これでは、回すことができません。ワイパーモーターを利用した場合は、ギアーをつかって、4分の1の力で巻き上げる方式のものでなくてはならないようです。これであれば100m前後の長さのハウスを巻き上げることができます。その条件に合致して、安いものを探すと、シンセイ ハイパワーマキアゲ機 ギヤ比 1:4 100m用 

というものがあります。これを利用しようと思いました。送料込みで5000円前後の値段です。ワイパーモーターの軸と、取っ手を外したハイパワーマキアゲ機をやっとの思いでつなげて、さて、固定しようと思ったのですがなかなか、思うようになりません。それでも、四苦八苦の末に、やっとの思いでとりあえずできたのがこれです。

やっつけ仕事ですが辛うじて使い物になるものができました。しかし、新しいマキアゲ機を買うとなると

モーターを含めて、8000円近くの出費となります。しかも、一品物のワイパーモーターは、同じものは手に入りません。

どうにかならないか?またまた、調べることとなりました。

続く