IoT自作

投稿者: | 2019年2月4日

1月は、ほとんど雪や雨が降らず、乾ききった2月となっている吾妻です。5年前の大雪が思い出されます。あの年も、1月は静かで、2月に入って大荒れとなりました。

最近、盛り上がってきたハウス環境の視覚化、機材の普及に伴い、安価に設置することができるようになりました。そこで、ハウスの温度、湿度、そして、気圧を測定して、WiFiを使って、パソコンや、スマホで常時、確認することが可能で、もし、異常があった場合は、スマホに知らせるというのものを自作してみようと思います。といっても、すでに、作った人がおり、それをまねするだけの話ですが。

まず、前提として、ハウスにWiFi環境が必要となります。100m以上離れているため、無線LANでは無理でした。 そこで、家からLANケーブルを延ばしてハウスまでもっていっています。100mまではLANケーブルだけで大丈夫ですが、LANハブを挟んで150mまで引っ張り、そこにハウス用のルーターを増設しています。そして、道を挟んで無線LAN 中継器 を使ってハウス全体でWiFiを利用できるようにしました。ハウスまでWiFiを届かせてあれば、ハウス管理にスマホを利用することができます。スマホから、ハウス管理も可能となります。

それが無理であれば、格安Simを利用して、ハウスでWiFi利用を考えてもいいかもしれません。ロケットSIMなどを利用すれば月300円台の定額で利用できます。(低速の回線ですが、問題ありません。)モバイルルーターや、中古スマホなどを利用すれば良いかと思います。Wihiあり,それが前提での話となります。

こちらから写真をお借りしました。こんなイメージとなります。

太陽電池を備え、WiFiを通じて気温、湿度、気圧のデーターを、Thingspeakというサイトに送り、グラフで確認するというのものです。サイド巻き上げで利用したarduino ideを使ってソフトを書き込みます。といっても、すでにできているソフトを、自分の環境に合うようにWiFi名、パスワード、そして、Thingspeakの番号と、パスワードだけ変えればよいこととなります。

こんな風に記録され、インターネットがつながっていればどこからでも確認できます。

ここまでであれば、サイトの利用も無料でできます。材料費としては、リチウム電池を含めて2000円前後で揃います。Thingspeakと、WiFi利用なら、その後の維持費はいりません。

こちらが、元の記事となります。

https://www.instructables.com/id/Solar-Powered-WiFi-Weather-Station/

外側は、変わっていますが内容は同じです。

https://www.thingiverse.com/thing:3142095

内容その他については、これらの記事を参考にして、部品を集め、ソフトを書き込むことになります。

部品は、WEMOS D1 Mini Pro

TP4056 Power Board

BME280 Sensor

 18650 single holder

Solar Panels

Shottky Diodes

外側は、3Dプリンターで印刷していますが、すこし、格好が悪いですが、タッパー利用でも差し支えないと思います。太陽光パネルをつけるためには直射日光が必要ですが、正確な温度を測るためには直射日光は適当ではありません。本体からの離した日当たりのよい場所に設置したほうが良いと思います。

但し、ここで利用されているwemos d1 proは、日本の技適がありません。これを、技適のあるwaves NodeMCU-32Sなどに変えれば問題なく利用できると思います。なお、実際の利用は、自己責任でお願いいたします。