台湾研修 その1 投稿者: gnakaii | 2018年12月11日 0件のコメント 11月7日、8日、9日と台湾の台中フローラ世界博覧会に参加させてもらいました。群馬県の出展に合わせて県内産の花のプロモーションと、台湾の花事情、菊の産地の訪問、台北の花市場の訪問と忙しい訪問となりました。 20年前の訪問と比べて、町がきれいになった感がありますが、スクーター(125cc)が多いのは、変わらずかもしれません。 到着後、昼食をとり、故宮博物館を訪れました。前に来たときは、ガイドもなく、写真撮影も禁止されていたと思いますが、今回は、日本に留学していた高さんという優秀なガイドさんがいますし、故宮博物館に大変詳しく、博物館を堪能しました。なんといっても、中国の歴史に圧倒されました。秦の時代(紀元前220年)以降は鉄の時代となり、さびてしまうために遺物がほぼ、残らないのだそうです。ここにあるものは、石、玉、青銅器という秦の前の時代の遺物がほとんどだそうで日本の歴史がかすんでしまうくらいの圧倒的な存在感がありました。悠久の歴史を感じました。写真を撮れるのも画期的でした。 書、画とも説明してもらい納得です。 日本から返還されたものだそうです。玉の衝立。 有名な白菜は、台中博覧会に行っているそうでありませんでした。 中国の至宝を見ることができました。 ホテルへの帰り道で、ちょうど衛兵の交換を見ることができました。 台北の街並みの、台中の街並み、東京と変わりません。どこも、高層ビルの街並みとなっています。 台北へ戻り、ホテルで夕食ののち有名は夜市へ出かけました。300m以上続く夜市は、観光客や、地元の人たちで混雑しています。残念ながら、生ものはやめておきました。 ホテルに戻り、1日目は終了となりました。台湾でガイドから言われたことは、ミネラルウォーター以外の水は飲まない。トイレのペーパーは、流さないの2つでした。ペーパーを流すのは、大丈夫のところもあるが念のため気を付けるようにとのことでした。 2日目は、朝早く、ホテルをでて、一路、台中のフローラ会場へ向かいます。ガイドの高さんは、195cmと、バスケットで、日本の鹿屋体育大学へ留学していたそうです。 3時間余り、高速を走り、会場に到着しました。チケット会場は混雑しています。最高気温は、30度近く、スーツは暑くて来ていられませんでした。 群馬県からは、国際室内花きコンテストに出店しています。期間は11月3日から、18日までの16日間です。内容は、群馬の秋を、イメージしたデザインで、県産花きを用いてブースを装飾する。花材は、バラ、スプレーギク、切り花アジサイ、枝もの、実物など出店成果は、東アジア、ASEAN諸国に向けた県産花きのプロモーションコンテストの上位入選 県産花きのブランド力向上、国内販売力の強化群馬県の花き産地情報等の提供、台湾からの観光客ん促進、台湾との交流推進 台湾でのメインは、なんといってもランということで、会場全体がランだらけといえます。 会場は、コンパクトですが、回りながら、いろいろなブースを見ることができます。 そして、群馬県のブースの様子です。秋の紅葉をイメージして、花材が配置されています。使われている菊類は、吾妻から、提供しているものです。ディスバット、スプレー菊が使われています。 コンテストでは、シルバー賞を獲得することができました。亜熱帯の台湾で、秋の紅葉の狙いはよかったかと思いました。 鳥取のブースです。 沖縄のブースです。 愛知のブースです。 愛媛のブースです。金賞を受賞しました。メインは、ピンクのデルフィニュームで、愛媛県の試験場が作成したものだそうです。 各国のブースがあります。 日本からもブースが出展されています。鳥居と富士山をイメージしています。 ランの生長点栽培の様子が展示されています。台湾の産業の一翼を担っています。産品では、オンシジュウムが第一位の農産輸出品だそうです。