ダム視察

投稿者: | 2018年2月17日

坂上地区から、山一つ越えたあがつま川に建設中の八ッ場ダムの視察に行ってきました。坂上地区から、ダムサイトに向かってトンネルが掘られ、ダムで使う砂利や砂を大柏木に作られたバックヤードから、ベルトコンベアーで24時間送られています。今回、そのトンネルを通って視察ができるというので参加しました。ダムサイトから、大柏木トンネルを通って、大柏木に作られたバックヤードへ向かいます。ヘルメット着用です。

大きなトンネルで、大型車が楽々と行き違いできます。まだ、コンクリートは打たれておらず、岩が丸出しです。3キロちょっとの長さのトンネルを抜けて10分たらずでバックヤードに到着です。

 

山から、岩を掘り出し、40トンダンプでバックヤードまで運んでいます。道路は通れないのでこちらで組み立てたダンプです。

ここでは、こぶし大の砂利から砂まで4種類の材料に作り上げています。

4ヘクタール余りの広さがあるそうです。ここから、10キロ余り、このベルトコンベアーで24時間ダムサイトまで送り続けています。はじめは、ダンプで砂利を持っていく予定で、トンネルを作ったようですがコンベアーにして、工期、予算等節約できたようです。

その後、ダムサイトに戻り、見学をしました。旧吾妻線の線路を歩いてダムサイトの工事現場まで行きました。

ダムは、約半分まで工事が進んで、大きな本体が現れていました。斜面がコンクリート面にまいた水が染み出てそれが寒さで凍り付き氷壁のようになっています。上から、ここで作られたコンクリートを次々とおろしています。

大きな工事現場を見学する機会に恵まれ貴重な経験ができました。ダム完成の折には、この大柏木トンネルが一般道として開通予定だそうです。あと、数年で開通する大柏木トンネルを乗用車で通過するのが楽しみになりました。ダム下は、名勝あがつま峡があります。今まで、近くで見ることができませんでしたがそちらのほうも楽しみです。