電子工作

投稿者: | 2017年12月27日

いよいよ、今年も押し詰まりました。今年の出荷はすべて終わり、後は、正月の準備となります。今年一年、大変お世話になりました。

このところのあまりの寒さで、ハウスの暖房が間に合わないところが出来てしましました。石油ストーブとも思いましたが、今は、ファンヒーターが安くなり、これが使えたらと考えました。ファンヒーターはどの機種でも、3時間で延長をしなければならない様に作られています。朝まで、自動で、燃焼させることはできないか?と思っていました。youtubeに、ソレノイドバルブを、使って時間を延長しているという記事がありました。ソレノイドバルブとは、簡単に言えば、電磁石で金属の棒を動かす仕組みになっている電子部品です。これを使って物理的に、ファンヒーターのスイッチを押すことが出来れば自動で運転させることができるかもと思い作ってみました。

こんな風に、スイッチを、指の代わりにソレノイドの金属が押してくれるという簡単な仕組みです。

12Vの電気が流れると、金属の棒が電源ボタンを押して運転を開始します。

2秒間だけ、電気が流れるようにするために、タイマーを利用しました。

このタイマーは、1秒単位で電気を入れたり、切ったりできます。これをつかって、夜の7時に運転を開始し、2時間50分たったら、電源をいったん切り、3時間めにスイッチが再び入るようにしてあります。こうして、朝の7時に電源が切れ、夕方7時に再び電源が入るようにしました。

ソレノイドバルブは、木材に固定して、燃料タンクの上のふたに、ねじで止めてあります。それを、ゴムバンドで本体に固定してあります。ファンヒーターによっては、スイッチが前面にあるものもあり工夫が必要だと思います。

部品は、アマゾンで購入しました。

タイマー

ソレノイド

電源 

なお、制作する場合は、自己責任で、安全の確保が第一となりますのでよろしくお願いします。

アマゾンでは、こんなものも出ていました。

スイッチボット

マイクロボットプッシュ